昔はどこも同じだった保険料は現在各社違う

昔は自動車保険はどこに頼んでも同じ保険料だったはずなのに、いつのまにか種類や条件が多くなっていて、内容も複雑で分からないことが多くなってしまっていた・・・と感じる人は多いでしょう。特に年配の方には最近の仕組みや種類がどれだけあって、 保険料はどのようになっていっているのかも分からないということが多いです。なぜこういったことが起こったのか。そして、それは保険を申し込む側には損なのか得なのか?

 

保険が多様化した法改正

1995年保険業方が改正されると、保険業の規制緩和が急速に進んできました。改正前は自動車保険も内容は変わりなく、販売も代理店型が当たり前でした。日本では、損害保険料算出団体が算出した保険料を義務付けられていたので、保険会社一律になっていたのです。改正後、聞いたことがないような保険内容や金額の変化も出てきました。その後は団体の算出した金額を使う義務が無くなって参考程度になっていきます。そこへさらに自由化が進み、外資系保険会社が参入すると一変してしまったということでしょう。保険会社は独自にユーザーが目を引くようなプランを考え、保険料を設定できるようになりました。もっとも、やっと最近よく聞くようになったという保険もありますね。

 

保険料はどこも同じではないのか?

規制緩和や自由化があったとしても、結局自動車保険として必要な部分は似たようなところなので、保険料は結果的にどの保険会社でも同じではないのかと思ったりもします。確かに、基本的に付けておきたい保険というのは、どこでも基本的事項として用意されています。しかしインターネットで直接契約を申し込めたりする通販型などが現れたことによって、店舗や人件費を削減して同じ保障内容でもリーズナブルになってきました。割引にしてもインターネット割引や早割などがあるので、知識さえ持っていれば安くなる方法をもって同じ補償内容で契約が可能です。

さらに、補償内容だけでなくロードサービスなどの各種サービスも各社オリジナリティを押し出してきています。同じサービス名でも、内容が違うということがあるので要注意です。例えばロードサービス一つとっても、レッカーでの無料km範囲が違ったりするなどですね。保険料はどこも同じではありません。いかに安く、いかに良い補償が得られるかというところで検討し甲斐がある点なのです。

 

リスク細分化と保険料

保険も従来型の保険料だけでなく、積み立て型があったり、補償重視型があったりと豊富になってきました。その中の一つの「リスク細分化型」というのは、今や一般的な事項になりつつあります。これは、ユーザーが事故を起こす可能性が高いと保険料が高く、低ければ保険料を安くするということを細分化して段階的に保険料を設定していくものです。年齢などだけでなく、優良ドライバー(ゴールド免許)や運転歴、地域、自動車種別・車の使用目的や使用状況、安全装置の有無等なども含まれています。言い換えれば、自分に合った保険になっていくということでしょう。インターネットで見積りが出来るところも多くなりました。自分の条件を入力すれば自動的に算出してくれます。同じ条件で数社見積りを取ってもよいでしょう。

もっとも、あまり複雑になりすぎて「こういう場合は補償がきくのか」ということなどが分かりづらくなってきているのも事実です。また、代理店が行っていた加入手続きや必要書類の作成は直販の場合は自分になります。