等級の家族間や保険会社の引継ぎ

自動車保険における『等級』は保険料に重要に関わってくることです。この等級によって保険料が万単位で安くも高くもなるとしたら、見逃せないポイントですよね。等級は加入時6等級から始まり、一年無事故で保険を使わなければ1等級上がっていきます。段階的に保険料は割り引かれてお得になっていき、最高は20等級で60%割引程度までいきます。しかし、子供が自動車免許を取って若くして車に乗る場合、子供が新規加入すると等級割引も年齢条件での割り引きもなく高額な保険料になってしまいます。親としては「親の等級をあげたいぐらいだ・・・」というところではないでしょうか? そうです、親の等級を子供にあげられる可能性があるのです。

 

家族間で等級の引継ぎができる

18歳で免許を取って車に乗る場合、新規加入で等級は6等級で割引は10%程度で、年齢条件が全年齢補償という一番高い保険料になってしまいます。そこで、親の高い等級を子供に引き継いで、保険料を安くしてあげるということができます。もちろん、この場合は親の等級が高いことが条件になりますね。保険上でも家族のために安全運転は必須なのです。年齢条件は変えられなくても、等級が変わるだけでグッとお得になるというわけです。

 

家族間等級引継ぎの条件と注意

子供に等級を引き継ぐ場合、引き継げる高い等級を親が持っていることがまず絶対条件でしょう。その他は、保険上の「家族」という定義がポイントになります。引き継げる家族というのは、子供かどうかということではなく、契約者の配偶者、契約者の同居の親族、配偶者の同居の親族となっています。配偶者以外は「同居」というのが条件であって、例え子供であっても別居していると引き継ぐ事ができません。ちなみに、同居なら誰でもよいかというとそうではなく、親族というのは6親等内血族と3親等内姻族ということです。親が子へ、祖父母が孫へ、兄弟間などでも可能ですね。親の新規加入分は確かに高くなりますが、親には年齢条件がありますから家族間トータルでは安くなるということです。

子供が大学生などになって1人暮しをし始めてから等級を引き継ぐ事はできませんが、1人暮し前に免許を取って引き継いでしまえばよいということになります。子供が引っ越すという場合は色々と大変ではありますが、車に乗る場合はぜひ考慮していきたいですね。手続きは保険会社に連絡してみると、意外と簡単なことが多いので、まずは子供が車を持とうというところから保険会社へ連絡ですね。

 

保険会社間の等級引継ぎ

家族間の等級が引き継げるなら、保険会社間でも等級引継ぎできるのでは?と思いますよね。保険会社を変更したら等級が最初からではたまりません。「あちらの保険会社のほうがサービスが良さそう」と思うことだってあるはず。もちろん保険会社間の等級引き継ぎは可能で、共済から損保へ、損保から共済へ移行したりする際に引き継ぐことができます。等級は保険会社にとってリスクを取り除く代わりに割引の対象になるので、無事故であるかどうかの証明の書類が必要だったりします。例えば8等級だったとしても、無事故での8等級と事故で等級ダウンした8等級では事情が違ってくるからです。また、全部の保険会社間で可能というわけでもないのが注意点です。こういった情報については、前契約を隠して新たに保険に加入したとしても前保険会社から情報開示されたりします。