子供が免許を取ったら子供特約

幼かった我が子が成長して、もう自動車免許を取得する年齢になってしまう。現実的には、都心などで電車のほうが便利が良ければ急ぐ必要もないのですが、その他の地域では車が必須の場合があります。免許を取得して早速車を運転ということもあるでしょう。そんな時にも、もちろん任意保険は必要ですよね。しかし子供の年齢や等級を考えると、保険料がとても高くなってしまうのでは・・・。そんな場合の子供特約です。

子供特約とはどういったものなのか。また少し前にはよく扱われていたものの、現在の実情はどうなのでしょうか。

 

子供特約とは?

自動車保険は「年齢条件」をつけると保険料が安くなるので、夫婦で加入している場合は夫婦共の年齢で30歳以上などの限定をつけていることが一般的です。しかし、子供が免許取立ての20歳そこそこだと、今までの年齢条件に見合わず補償が利きません。だからといって、子供の年齢に合わせた条件にしてしまうと「全年齢補償」ということで、保険料は高くなってしまいます。保険更新の折に見積りを見て「子供のためだけに、こんなに保険料が上がってしまうなんて・・・」という感想を持たれるでしょう。

そこで「子供特約」「子供追加特約」「子供運転者年齢限定特約」などという特約名で、契約者とは別に運転者の年齢条件が設定できる子供特約があるのです。例えば、30歳以上限定になっているところを、子供に合わせた年齢条件に変更してしまうよりは、21歳以上補償の子供特約をつければ親も子供も安い保険料で補償されるというシステムです。子供の年齢には段階があって、各保険会社で設定されています。

 

子供特約をつける条件

子供特約をつけるには、我が子であれば無条件でつけられるわけではありません。まずは、記名被保険者が「個人」であることと、車が自家用8種であること。対象の子供が記名被保険者や配偶者の「同居の子」であること。契約がノンフリート契約であること。車が子供の所有車両ではないこと。などが上げられます。

特約をつける際の条件として注意したいのが、本人限定特約・夫婦限定特約は付けられなくなるところです。家族限定に関しては範囲に入ります。親が主体で車に乗り、時々子供が乗るというスタンスの子供特約なのです。

 

子供特約の現在の実情

子供特約の内容を聞くと、免許を取れる年齢目前のお子さんを持つ親御さんは「これだ!」と思われることでしょう。ところが、一頃リーズナブルで大人気だった子供特約は扱う保険会社が少なくなり、廃止の方向に進んでいるようです。やはり、免許取りたての20歳前後の子供は事故を起こしやすいということで、保険料が見合わないのでしょうか。

 

子供特約を取り扱っている保険

大人気特約だった子供特約ですが、現在はSBI損保の「子供運転者年齢限定特約」、セゾン自動車火災保険大人の自動車保険の「子供も運転する」、三井ダイレクト損保の「子供運転者年齢限定特約」、JA自動車共済の子供特約、くらいでしょうか。

年齢設定は各保険会社で違うのですが、SBI損保と三井ダイレクト損保は年齢問わず・21歳以上・26歳以上・30歳以上補償になります。セゾン自動車火災の大人の自動車保険では、運転者限定なし特約として(同居の子年齢条件設定型)があります。