40代以上では、事故や車の買い替えがなければ、保険料の割引率に大きな変化はありません。しかし、2011年の保険制度改革以後は各保険会社が独自にリスクを細分化し、等級が同じ場合に40代では年齢を重ねるごとに僅かに保険料がアップする傾向があります。
40歳の保険料相場は?
参考までに、40歳・11等級(47%OFF)での、各保険会社の1年間の保険料は下記のようになります。プリウスやセレナの場合、従来の代理店型で10万円台前半、通販系・共済系で6~8万円です。初めて保険を契約する場合には6等級(19%OFF)となるので、下表の約1.5倍の保険料となります。この年代で最も安いのは通販系の保険会社です。
(40歳の年間保険料) | プリウス | セレナ | タント |
(代)三井住友海上 | 130,060 | 114,990 | 84,540 |
(代)損保24 | 105,770 | 94,930 | 69,020 |
(通)三井ダイレクト | 70,120 | 61,110 | 42,980 |
(通)チューリッヒ | 76,190 | 67,520 | 53,440 |
(共)全労済 マイカー共済 | 75,950 | 76,360 | 48,700 |
(共)JA共済 自動車共済 | 67,640 |
※年齢条件:35歳以上、車両保険:あり、対人・対物:無制限、人身傷害5000万円、搭乗者1000万円、運転者:本人・配偶者、11等級、その他条件あり
40歳となっても、年齢条件35歳以上のままで変化はなく、保険料が大幅に安くなることはありません。しかし、保険を使用するような事故がなければ、等級があがり割引率が大きくなり徐々に保険料も安くなるでしょう。
車両保険なし、対人対物賠償無制限、人身傷害無制限という場合、30歳以上34歳以下だと4万5千円超ですが、35歳以上49歳未満なら4万円 超という感じの相場となるでしょう。
家族のために契約内容や特約の見直しが多い時期
40代では、家族のために人身傷害を増やすとか、子供が自転車に乗るようになり自転車保険特約を付けるなどのケースがあります。
子供が16歳になり原付バイクを乗るようになればファミリーバイク特約を利用できます。また、18歳になり運転免許を取得したら運転者子供特約を付け年齢条件をはずすケースが想定されます。